おはこんけお。
引っ越しと誕生日が過ぎ、段々といつもの日常になってきたけおけおにいさんです。
今回は株式会社タイムリーから出ているGroovyシリーズ製品で、HDD/SDD→USB3.1(Gen1)に変換するUD-3102SAIDEと
HDD/SSD→USB3.1(Gen2)に変換するUD-3102ACをレビューします。
レビューといっても、軽く触ってこうなんだ~ってのをタイムリーの扇風機で涼みながら書きます。
ケオオシUSB扇風機、珍しい金属製で独特な音がします。
外見
箱を開けてすぐに目につく黒い物体がUSBアダプター、本体です。
左のUD-3102ACは小さなボディにSATA3端子、USB-C(3.1Gen2)を搭載し、スッキリとまとまった見た目です。
一方、右のUD-3102SAIDEはSATA2端子、IDE3.5端子、IDE2.5端子、USB-C(3.1Gen1)と拡張性を重視しています。
なんと令和の時代にIDEHDDが使えるUSBアダプターが出たんです。
本体を取り出すとUSBケーブルや電源ケーブルなどの付属品が鎮座しています。
どちらも同じ形状、同じ見た目なので混在して保管すると分からなくなります(´・ω・`)
左がUD-3102AC用の電源ケーブルで、右がUD-3102SAIDE用の電源ケーブルです。
2つとも大きく、コンセントに挿す時は挿す場所を選びます。
UD-3102ACの電源ケーブルはシンプルで、出力側にあるピンをUSBアダプターに挿す事で12V3Aを出力し、大容量HDDでも安定して動作します。 SSDでは電源ケーブル使わなくても動きますが、保証外になるかもしれないので自己責任。
UD-3102SAIDEの方は使う記憶媒体(ストレージ)によって異なり、使う物に合わせて出力側にあるIDE用のペリフェラル4pinまたはSATAを使う感じになります。
ちなみにIDEストレージとSATAストレージを同時に動かす事ができ、両方とも認識します。(HDD同士だと電力不足の可能性あり)
ちなみに両方とも5インチサイズのSATAドライブ使えるらしいです。手元になるので検証出来てませんが...
UD-3102ACの方はUSBアダプターに直接SSDやHDDを刺しますが、UD-3102SAIDEの方は付属のIDEケーブルまたはSATAケーブルを使います。
それにしてもIDEの方はピンの数すごいですね。
中身はざっとこんな感じ。 パパっと繋げてみると...
UD-3102ACにSSDを付けた写真(バスパワー駆動)
UD-3102SAIDEにSSDとIDEHDDに付けた写真
こうやって比べるとACの方がケーブル少ないのでデスクの上に置いても目立ちにくいですい、抜き差し簡単なので扱いやすいですね。
速度
それぞれのUSBアダプターにSSDを繋げた時の速度は以下のような感じ
UD-3102AC
SEQ1M(Q8T1) Read:457MB/s、Write:413MB/s RND4K(Q32T1)Read:154MB/s Write:126MB/s
UD-3102SAIDE
SEQ1M(Q8T1) Read:218MB/s、Write:246MB/s RND4K(Q32T1)Read:21MB/s Write:33MB/s
ACはSSDの性能をフルに活かせるSATA3&USB3.1(Gen2)接続なので良い感じに出てます。若干遅いのはマザー側がUSB3.0の為、5Gbpsまでしか受け取れないからです(´・ω・`)
SAIDEはSATA2接続なのであまり速度が出ない感じ。 HDDを繋ぐには十分な速度ではあります。
SAIDEに繋げたIDEHDDの速度はRead:30MB/s、Write:29MB/sと時代を感じる速度でした。
令和の時代を生きる15年目選手のIDEHDD、検証用としてもうしばらく頑張ってもらいます。
ちなみにSAIDEで2台使いするにはちょっとコツが必要です。
本体の電源を入れる前にUSBアダプターをUSB-Cで接続、SATA側から電源を入れ始めないと速度がIDEと同じになる現象があります。
理由は不明ですが、同じUSBアダプターを通る為コントローラー側が誤認識するんですかね。
まとめ
・SATAのSSD/HDDをUSB接続で使うならUD-3102AC
・IDEHDDやSATAHDDをUSB接続で使うならUD-3102SAIDE
ケオオシは使いやすさと速さでUD-3102ACですね。
ケーブルも少ないので外出時にノーパソと一緒に使えるというメリットがあります。
SAIDEはIDEHDDからSATAHDD/SATASSD等にデータ移行させる業者や、IDEHDDを大量に持つ方にはオススメです。
ケオケオレビューはこれで以上!ご覧いただきありがとうございました。
UD-3102AC
UD-3102SAIDE
機材ご協力:株式会社タイムリー